結婚相談所の「IBJとコネクトシップ」を比較どっちがオススメ？

2024年3月25日

結婚相談所の連盟は約10社ありますが、おすすめは「IBJ」と「コネクトシップ」の2社です。

結婚相談所は昔からある業種のため、令和となった今でも「ブラックボックスが多く」中身がよくわからず、実情がわからないことがあります…

IBJとコネクトシップは「情報が公開されている」ため、オススメです。

この記事ではIBJとコネクトシップを比較解説しています。

コネクトシップの詳しい解説は、コネクトシップに参加4社を比較にて解説しています。

基本情報

	IBJ	コネクトシップ
設立	2006年2月	2017年1月
売上高 (2022年)	107億円	22億円
会員数	82,961名	30,473名
加盟社数	3,838社	12社
情報公開 URL	成婚白書	公式サイト

※売上と会員数は2023年4月時点、婚活事業の数字を掲載

IBJとコネクトの1番の違いは「会員数」です。

IBJは加盟店事業と直営店事業があり、会員数を増やしながら加盟社数も増やしていくスタイル。
個人～大規模まで様々な結婚相談所が加盟し順調に会員数が増えています。

コネクトシップはつながりが強い12社のみで、規模を順次拡大。
中～大規模が中心です。

IBJの特徴

創業17年で歴史が古い
会員数と成婚数がNo.1（日本マーケティングリサーチ機構調べ）
加盟社が約3,000社でサポートスタイルや料金体系の「種類が豊富」
中小の相談所が多く「サポート」を売りにしている個性派が多い

コネクトシップの特徴

歴史は浅いが、令和時代の婚活にマッチしている
加盟者社数は少ないが、リクルートが運営している「ゼクシィ縁結びエージェント」など、大手も加盟
標準的な料金とサポートスタイルで「質が安定している」
中～企業が多く「一定水準」の価格とサービス

ルールと雰囲気「厳粛なIBJ」と「カジュアルさのコネトクシップ」

	IBJ	コネクトシップ
ルール	厳しい	少し厳しい
結婚観	古め	新しめ
気軽さ	重い	IBJより軽い
お見合い場所	ホテルラウンジカフェ	普通のカフェなど
お見合い支払い	男性のおごり（原則）	ルールなし ※男性のおごりが多い
成婚定義	プロポーズ	お互いの合意

IBJのルールと雰囲気

古き良き結婚相談所のスタイルを受け継いでいる
ルールが厳しく「真剣に婚活」したい人向けのサービス
お見合いはホテルラウンジにてフォーマルな服装指定
お見合いキャンセルなどの罰則が徹底されている
プロポーズ完了までをサポート

コネクトシップのルールと雰囲気

令和時代の婚活に合わせてIBJよりもカジュアルに活動ができる
基本的なルールは抑えつつ強制力が少ない設定
お見合い場所は個人判断、服装はフォーマル推奨
プロポーズではない「お互いの同意」までをサポート

1番の違いは「成婚の定義」

IBJはプロポーズ（婚約）が必須です。
一方、コネクトシップは「お互いの合意」です。

キャンセルのルール

キャンセルルールが厳格でより真剣度が高いのは「IBJ」

	IBJ	コネクトシップ
キャンセル料	あり	あり
キャンセルルール	厳格	緩め
お見合い成立時	必ず会う	70日間を過ぎると自動消滅

IBJ：キャンセルのルール

お見合い成立後のキャンセルは10,000円のキャンセル料（オンラインお見合いでもOK）
お見合い当日のキャンセル料は20,000円（※キャンセル内容により対応は変わる）
交際成立後に一度もデートをしないはルール違反
お互いが忙しい中、時間を調整しているため

コネクトシップ：キャンセルのルール

お見合いの日程調整は最大70日間（スケジュールが合わないときは自動消滅）
お見合い前日の21時以降のキャンセルは「当日キャンセル」で5,000円のキャンセル料
IBJと比較するとお見合いルールが厳しくないため、自動消滅もある（個人の体験談）

僕の友人男性はコネクトシップに加盟しているゼクシィ縁結びエージェントで活動していましたが、お見合いの自動消滅を3回経験。「真剣じゃない人もいる…」と悲しそうに語っていました。

NGルール

IBJとコネクトシップともに、交際のNGルールあり

IBJ：NGルール

成婚前の「宿泊」「宿泊を伴う旅行」「婚前交渉」「同棲」は禁止（ルールで決められている）

コネクトシップ：NGルール

「宿泊」「宿泊を伴う旅行」「婚前交渉」「同棲」を推奨しない
※時代の変化に合わせ、大人として良識ある判断にて活動してね「会員の良識にゆだねる」スタイル

交際中のNGルールは、IBJが「禁止」、コネクトシップは「推奨しない」で違いがあります。

男性はコネクトシップの方が「自由」に活動でき、女性はIBJの方が「安心」して活動できます。

※コネクトシップもNGルール関連のトラブルは、きちんとサポートしてくれます。

プロフィール情報

IBJの方が見れる項目が多いです。

IBJは家族の情報など、詳細な情報がプロフィールに表示されます。
全社共通のプロフィール。

コネクトシップの方は、家族情報などは見れず、個人の情報が見れる形式。
※サービス提供会社により、独自のプロフィール項目がある。例）ゼクシィ縁結びエージェントなど

項目	IBJ	コネクトシップ
年齢
身長・体重
血液型
職業
年収
居住地
趣味
資格
お酒
婚姻歴

※コネクトシップはサービス提供会社により異なる

IBJは多くの情報を見れるが課題あり

IBJは「女性の年収は”非公開”にされている人が多い」
コネクトシップは、女性の年収も公開設定が多いです。

項目	IBJ	コネクトシップ
異性の希望年齢
居住地の希望
再婚者でもOK
子供の有無（離婚者）
相手家族との同居について
家族情報

IBJは結婚の判断につながる情報がより多く見れるので、条件にこだわりがある人は、IBJ向きです。

条件が少ない人はコネクトシップ向きです。

料金の違い

	IBJ	コネクトシップ
料金	30～50万円	15～25万円
成婚料	あり	無しが多い
返金保証	あり（バラバラ）

※料金は運営会社により異なる

IBJ系は値段の幅が広く30～50万円程度が中心。
成婚料が約15～20万円。

コネクトシップ系は13万円～25万円が中心。成婚料が無い相談所が多い。

この成婚料の有無が、IBJとコネクトシップの料金差につながっています。

成婚料のあり・無しの差が出る理由は、IBJとコネクトシップのビジネスモデルの差が影響していると思われます。※コネクトシップは元IBJ加盟店のパートナーエージェントが立ち上げた団体です。

返金保証はIBJ・コネクトシップ関わらず、サービス提供会社により異なります。

IBJ系列は成婚料が約20万円の相談所が多い

サポートの違い

	IBJ	コネクトシップ
規模	個人～大規模	中～大規模
サポート	昔ながらの仲人型が中心	ビジネスライク
質	バラバラ	安定
個性	個性的	画一的

IBJは個人規模～大規模まであり、一概には言えませんが昔ながらの「おせっかい仲人」スタイルが多めです。

※片手間の副業スタイルでやっている相談所や個性的な相談所は、人により「ハズレ」だと感じることもあります。

コネクトシップはビジネスライクと表現していますが、サポートが一定で、当たり外れが少ない印象です。

上記は比較した時の傾向です。サポートが良い悪いは、IBJ・コネクトシップ問わず「仲人の個性」と「アナタの受け取り方」で大きく変わります。

私はIBJ・コネクトシップ・ペアーズコミットメンバーシップの無料相談を利用しましたが、各社共に仲人さんは素敵な人で信頼できる印象でした。

メリットとデメリット

ここまで紹介した情報をまとめたメリット、デメリットです。

IBJのメリットとデメリット

IBJ系の結婚相談所

総合評価

( 5 )

メリット

自分の希望条件にぴったりな人を見つけやすい
結婚相手への条件が明確な人にあっている
結婚は昔ながらの真面目で堅いものだと思っている人

デメリット

少しでも希望条件と外れている人とは出会いづらい
結婚に求める条件が決まっていない人は迷う
古い結婚観と感覚が合わない可能性あり

IBJのおすすめ
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コネクトシップのメリットとデメリット

コネクトシップ系の結婚相談所

総合評価

( 4.5 )

メリット

気軽に真剣な婚活ができる
細かい条件だけで相手を選ばない人
IBJよりも令和の結婚観でカジュアルさがある

デメリット

結婚への真剣度が低い人もいる
事前に細かい条件を見ることができない
結婚はとても真面目で堅いものだと思っていると合わない可能性あり

コネトクシップのおすすめ
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まとめ「どちらを選ぶべきか？」

あなたの現在の年齢や年収、住んでいる地域により変わります。

わかりやすい目安は3つです。

年齢
年収
地域

① 年齢

20代～30代前半はコネクトシップ、30歳以上はIBJと相性がいいです。

② 年収

女性で年収が必須ならIBJ、こだわりが無ければコネクトシップ。
男性は平均年収ほどであればコネクトシップ、平均よりも高い人はIBJ。

③ 地域

地方～主要都市に住んでいるならIBJ、主要都市近郊ならコネクトシップ。

	IBJ	コネクトシップ
年齢（推奨）	30~44歳	25～34歳
年収	世代平均より高い	世代平均より少し高い
プロフィール充実度
会員数	82,961名	30,473名*
料金	30～50万円	20万円前後
全国対応