結婚する前に知っておきたい婚姻と離婚についてのデータ

婚活をしている人やこれから婚活を始める人のために「離婚と結婚」についてのデータを紹介します。

目次

婚姻に関するデータ

まずは結婚に関して年齢のデータです。

結婚生活を始めた時の年齢(初婚)

結婚生活に入った時の男女の年齢別(5歳階級)の割合です。

男女ともに約40%が「25~29歳」で、結婚生活をしている人が多いです。

初婚の平均年齢

男性

30.7

女性

29.1

初婚の平均年齢は男性31歳、女性29歳です。

しかし、先に紹介した結婚生活を始めた時の年齢を見ると、男女ともに「25~29歳」が1番多いです。

平均年齢よりも下になる理由は、中央値の方がより人数が多い世代となるためです。

初婚の組み合わせで多い年齢

年齢差割合
夫婦同年齢22.4%
夫が1歳上14.0%
妻が1歳上10.2%
夫が7歳以上10.1%
夫が2歳上9.3%
夫が3歳上7.2%
妻が4歳以上5.9%
夫が4歳上5.6%
妻が2歳上4.9%
夫が5歳上4.2%
※2021年人口動態統計

初婚の組み合わせで1番多いのは「同年齢」です。

学生時代からの恋愛から結婚や、学生時代の友人からの紹介で、結婚する人が多いことが要因だと考えられます。

夫婦の年上の割合

10組の夫婦がいると仮定すると「夫が年上5組」「妻が年上2~3組」「同年齢が2~3組」の割合になります。

データで見る離婚

婚姻と離婚の数

項目件数
婚姻件数14,324,270件
離婚件数5,114,843件
離婚割合35.7%
20年間の婚姻件数と離婚件数(2000~2020年)

2000~2020年の「婚姻」と「離婚」の合計件数です。

2000年よりも前に結婚し離婚した人の数字も入るため、離婚割合の「35.7%」は正確な数字ではありません。

3組に1組が離婚すると言われている、数字の証明としては間違っていないデータになります。

でもあなたの体感的に、「30%もあるのは本当?」と感じていませんか?

このデータを5年以内に離婚した夫婦に絞ると、あなたの体感と同じ程度になると思います。

結婚何年目に離婚が多いのか?

離婚の危機は何年目が1番多いかというと、1~2年目です。

ただし突出して多いわけではありませんので、2つのデータを利用し解説します。

① 離婚者の同居期間

5年以内に離婚した夫婦の割合が最多で約33%です。

全体で考えると離婚率33%÷5年以内33%=約10%

これがあなたが実感している離婚の割合に近いと思います。

1~2年目が1番多い

0~5年以内の割合はほぼ均等です。

1~2年が22.8%と1番高くなっています。

夫妻の年齢と離婚割合

夫と妻の年齢の組み合わせ別の割合です。

割合
30~34歳7.8%
25~29歳7.1%
35~39歳7%
40~44歳6.1%
35-39歳30-34歳4.4%
40-44歳35-39歳4%
30-34歳25-29歳3.9%
45-49歳40-44歳3.8%
45~49歳3.6%
50~54歳3.6%
20~24歳3.4%
50-54歳45-49歳3.2%
出典:2021年人口動態統計より
  • 25~44歳で同年代同士の夫婦が離婚する割合が高い=同年代の夫婦が多いため
  • 夫婦の年齢差は夫が年上が約半数を占めるので、離婚年齢の組み合わせも必然的に男性が年上の方が高くなる

初婚と再婚の割合

3組に1組が離婚する時代のため、再婚者も多くなっています。

2020年の婚姻届けの割合は「初婚:74%」「再婚:26%」でした。

再婚の組み合わせ割合

再婚と言っても、3種類あります。

  • 夫と妻が共に再婚
  • 夫のみが再婚(妻は初婚)
  • 妻のみが再婚(夫は初婚)

割合の偏りはなくほぼ均等で、「1. 共に再婚」「2. 夫が再婚」がやや多く、「3. 妻が再婚」が少なめです。

再婚の組み合わせには、偏った傾向がないことがわかります。

離婚理由のベスト12

家庭裁判所での離婚理由が多いものベスト12です。

夫と妻の合計割合が多い順で並べています。

※3つまでの主な理由で複数回答のため、合計は100%を超える。

理由
1性格が合わない59.6%37.5%
2精神的に虐待する20.4%25.2%
3生活費を渡さない4.4%30.4%
4暴力を振るう9.4%19.7%
5異性関係13.8%15.0%
6浪費する12.2%9.3%
7家族親族と折り合いが悪い12.7%6.1%
8性的不調和11.3%6.5%
9家庭を捨てて省みない4.9%6.9%
10同居に応じない8.8%1.7%
11酒を飲み過ぎる2.5%6.0%
12病気3.7%1.5%
その他20.5%10.8%
不詳4.8%7.7%
出典:家庭裁判所(離婚申し立ての主な理由を3つの重複調査より

夫と妻ともに第一位は「性格が合わない」です。

恋愛期間とは変わり、結婚し一緒に暮らし毎日顔を合わせていると、たくさんの合わないことが出てきますね…

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この記事を書いた人

昭和生まれで平成で結婚できず"平成ジャンプ組"と揶揄されたことを誇りに思っています。1人で生きていくつもりだったけども、最後に一度だけ婚活をしてみる。

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